朝の読書タイム。みんな静かに本を読んでいる中、たてわりノートをじっと見つめる6年生を見つけました。
そう、このあと『たてわり班びらき』が控えています。
メンバーの名前ややることを確認しているのでしょう。
内心のドキドキが聴こえてくるようです。
6年生が1年生を教室まで迎えに行って、たてわりの教室に移動します。
6年生をひとり占めに教室に行く子、クラスから離れてたてわり教室に行くことが不安で涙ぐむ子、1年生にとっても緊張の時間です。
自己紹介の時間です。
さすがに6年生はハキハキ話します。
「次はあなたの番だよ。大丈夫?」
声は聞こえませんが、6年生として下級生に寄り添う気持ちは伝わってきます。
たてわり班の旗にメンバーの名前を書いていきます。
どんな旗が完成するのか楽しみです。
旗に名前を書いているかたわらでゲームで楽しい時間を作ります。
ジャンケン大会をしている班が多かったかな。
この教室では『船長さんが言いました』をしています。
この班は『なぞなぞ』をしてるようです。
班によっていろいろ考えてくれています。
6年生に「たてわり班びらき」の感想を聞かせてもらいました。
「自己紹介中に旗を書いてもらったので、聞いてない人を作ってしまった」
「みんなが知っているゲームだろうと思ってルール説明を考えていなかったけど、ちゃんと考えておけばよかった」
「1年生に説明が伝わらず、困らせてしまった」
「1年生が自己紹介をうまくできなくて、一緒に言うようにしてみた」
「急いであせってしまったので、説明がうまく伝わらなかった」
うまくいったところや楽しかったこともたくさんあったけど、今日はやはり反省もたくさんあったみたいです。
初めてのことなのでうまくいかないことがあるのは当たり前です。
「うまくいかなかったな」「むずかしかったな」と気づくことができるのは、きちんと班のリーダーとしての責任感を感じている証拠。
緊張と不安の中で一生懸命がんばった6年生の感想を聞いて、次のたてわり活動の日がまた楽しみになってきました。