今日は令和4年度の修了式でした。
桜がきれいに咲いています。
初めに校歌を歌いました。
校長先生のお話では
WBCの準決勝メキシコ戦ので村上選手の逆転サヨナラ二塁打のお話から、日ごろからの努力があるからこそ大切な場面で力を発揮することができるというお話をしました。
めあてをもって努力を続け、そのふりかえりをすることは大切であるということから、1年間を振り返って、「がんばったこと」「できるようになったこと」「成長したこと」について近くの人と話し合いをしました。
頭を寄せ合いしっかり話し合える姿が見られました。
「計算が得意になった」「漢字が得意になった」「三重跳びができるようになりました」「発表をたくさんできるようになりました」などなど自分の成長をみんな感じているようでうれしかったです。
そのあと、アンパンマンの作者であるやなせたかしさんの『一番うれしいこと』というエッセイを読みました。人間にとって一番うれしいことは何だと思いますと聞くと「友だちとなかよくすること」「ごはんを食べること」「お金をもらうこと」などいろいろな考えが聞かれました。
「人間が一番うれしいことは何だろう。
長い間ボクは考えてきた。
そして結局、人間が一番うれしいのは、人間をよろこばせることだということがわかりました。
実に単純なことです。
ひとはひとをよろこばせることが一番うれしい。
美しく生まれたひとは、その美しさでひとをよろこばせることができます。
学問のある人は学問で、絵をかける人は絵をかくことで、歌えるひとは歌で…。
なぜおいしいお料理をつくるか。お料理を食べた人が「おいしい!」といってよろこぶのがうれしいからです。
ひとはみんな、よろこばせごっこをして生きています。
それが、このいかにもさびしげな人生のささやかなたのしみになります。
ボクらはそんなに長く生きはしません。
星の命にくらべれば、瞬間に消え去っていきます。
それならば、そのつかの間の人生はなるべく楽しく暮らした方がいい。
そして、その楽しさの最大のものは他のひとをよろこばせることなのです。」
「みなさんはこの1年間でたくさんの勉強をしていろんな体験をしていろんなことができるようになったと思います。
ひとには負けない得意なことを伸ばすことができた人もいることでしょう。
その培ってきた自分のよさを誰かをよろこばせることに活かせるといいですね。
4月からは一つ上の学年になります。
「来年はこんなことをがんばりたい」と思っている人もいることと思います。
4月からの黒鳥小学校をおたがいに喜ばせごっこでいっぱいの学校にしたいですね。」
というお話をしました。
今日は修了式。
「修了式」とは「今の学年で学ぶべきことはすべて学び、身につけ終えることができました」というお祝いの式です。
おめでとう。
1年間よくがんばりましたね。
保護者の皆さま、地域の皆さま、1年間さまざまに本校に対し温かいご支援ご協力をたまわりありがとうございました。令和5年度もどうぞよろしくお願いいたします。