2023年3月24日金曜日

20230324 令和4年度修了式_ひとはみんな、よろこばせごっこをして生きています

今日は令和4年度の修了式でした。


桜がきれいに咲いています。

初めに校歌を歌いました。


校長先生のお話では


WBCの準決勝メキシコ戦ので村上選手の逆転サヨナラ二塁打のお話から、日ごろからの努力があるからこそ大切な場面で力を発揮することができるというお話をしました。

めあてをもって努力を続け、そのふりかえりをすることは大切であるということから、1年間を振り返って、「がんばったこと」「できるようになったこと」「成長したこと」について近くの人と話し合いをしました。



頭を寄せ合いしっかり話し合える姿が見られました。



「計算が得意になった」「漢字が得意になった」「三重跳びができるようになりました」「発表をたくさんできるようになりました」などなど自分の成長をみんな感じているようでうれしかったです。


そのあと、アンパンマンの作者さくしゃであるやなせたかしさんの『一番いちばんうれしいこと』というエッセイを読みました。人間にとって一番うれしいことは何だと思いますと聞くと「友だちとなかよくすること」「ごはんを食べること」「お金をもらうこと」などいろいろな考えが聞かれました。


「人間が一番うれしいことは何だろう。

長い間ボクは考えてきた。

そして結局けっきょく、人間が一番うれしいのは、人間をよろこばせることだということがわかりました。

じつ単純たんじゅんなことです。

ひとはひとをよろこばせることが一番うれしい。


うつくしく生まれたひとは、そのうつくしさでひとをよろこばせることができます。

学問がくもんのあるひと学問がくもんで、をかけるひとをかくことで、うたえるひとはうたで…。

なぜおいしいお料理りょうりをつくるか。お料理りょうりを食べた人が「おいしい!」といってよろこぶのがうれしいからです。


ひとはみんな、よろこばせごっこをして生きています。

それが、このいかにもさびしげな人生のささやかなたのしみになります。

ボクらはそんなに長く生きはしません。

ほしいのちにくらべれば、瞬間しゅんかんに消え去っていきます。

それならば、そのつかの間の人生はなるべく楽しくらした方がいい。

そして、その楽しさの最大さいだいのものは他のひとをよろこばせることなのです。」

「みなさんはこの1年間でたくさんの勉強(べんきょう)をしていろんな体験(たいけん)をしていろんなことができるようになったと思います。

ひとには負けない得意(とくい)なことを伸ばすことができた人もいることでしょう。

その(つちか)ってきた自分のよさを(だれ)かをよろこばせることに()かせるといいですね。

4月からは一つ上の学年になります。

「来年はこんなことをがんばりたい」と思っている人もいることと思います。

4月からの黒鳥小学校をおたがいに喜ばせごっこでいっぱいの学校にしたいですね。」

というお話をしました。

今日は修了式。

修了式しゅうりょうしき」とは「今の学年でまなぶべきことはすべてまなび、につけ終えることができました」というおいわいの式です。

おめでとう。

1年間よくがんばりましたね。 

保護者の皆さま、地域の皆さま、1年間さまざまに本校に対し温かいご支援ご協力をたまわりありがとうございました。

令和5年度もどうぞよろしくお願いいたします。

20240329 和泉市PR大使

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